小形電子装置が、稼動中に制御不能となった。調査したところ、図1のように、ハイブリッドICの配線と交差するジャンパリード線が、半導体パターンに短絡していた。これは、アーチ部のはんだが、ガラスコーティングのピンホールに侵入したためである。対策として、図2のように、半導体パターンのガラスコーティングの上に、さらに絶縁ガラスをコーティングした。


図 1.プリント板断面(対策前)


図 2.プリント板断面(対策後)

【設計のアドバイス】
 ハイブリッドIC上の回路保護のため、一般に非結晶性ガラスでコーティングするが、コーティング面に微細なピンホールが存在する。つまり、非結晶性ガラスで絶縁できている訳ではない。絶縁を目的とする場合は、結晶性ガラスを使用する必要がある。