プッシュプル・ワイヤが破断した。破断個所は、図のようなワイヤの曲げ部であり、疲労によって破壊していた。ケースのR部の曲率半径が、メーカの推奨値以下であったことが、原因であった。
R部の曲率半径への考慮は、ワイヤのほか、ベルト、ゴムホース、金属配線などで必要である。