新設計のアナログデジタル混在ICを搭載した試作品を実装し、動作確認したところ、出力に多量のジッタ(波形のゆれ)が発生した。図1のような回路で、スイッチングレギュレータ電源(+5V)のノイズがIC内のPLL回路(Phase Locked Loop 回路)に影響したためである。対策として、図2のように電源とGNDをアナログ用とデジタル用に分離した。


図 1.アナログデジタル混在IC回路(対策前)


図 2.アナログデジタル混在IC回路(対策後)