タンク側板のブラケット溶接部近くに亀裂が発生した。図のように、タンク側板の端部はブラケットに溶接されている。タンク内部の圧力の変化によって、タンク側板がたわむが、側板端部が溶接で拘束されているため、端部に繰り返して曲げが働いたことが原因である。 対策として、端部のブラケットへの溶接を廃止した。
【設計のアドバイス】 溶接個所では外力のかかり方を検討し、不必要な溶接を避ける。