熱交換器の中央部に設けた支柱のすみ肉溶接部に割れが発生した。熱交換器は流体の圧力と熱膨張で、中央部が最大に変形する。この部位に支柱を設けたため、変形が拘束され、すみ肉溶接部に高い繰り返し応力が発生した。対処として支柱を中央部から変形の少ない端部に移設した。


図 熱交換器の割れ発生部と支柱位置

 支持部は変形の少ない個所に設けるか、変形しても拘束されない構造とする。