生ごみ、畜産廃棄物、下水汚泥などの固形有機性廃棄物は、微生物の働きによる生物処理法で、コンポスト(堆肥)やメタンガスに変換することができる。生物処理法は、表および図のように、好気性処理と嫌気性処理に大別され、処理環境中の酸素(空気)の有無により、選択する。


表 好気性処理と嫌気性処理


図 処理プロセスの例

【非技術的背景】
 埋立て処分場の不足や、焼却に対する批判がさけばれるようになり、厚生省もし尿処理場を汚泥処理センターに転換させる施策等をはじめるようになった。このようなリサイクル技術は今後の伸長が予想される。