ロータリーチョッパーのような回転切断機器で、すべての刃のクリアランスを一定に調整しなければならない。ここでは図のように刃物取り付け部に、調整削りをしたライナーを挿入して調整する。ライナーの代わりに、市販の薄板(シム)を用いても1/100mmレベルの調整は難しい。


図 ロータリーチョッパーの刃先調整

【設計のアドバイス】
 各刃物のクリアランスのバラツキが最小となるように、製作、組立段階で精度を出し、刃替えの場合は、刃物の寸法を管理して、前のものと同様の寸法のものを使う。