流体中には、スケールなどの異物が含まれている。循環タンクを、図1のようにすると、循環で異物が濃縮されて、トラブルのもととなる。図2のように、タンク内に仕切り堰を設け、異物等を沈殿させる構造にすべきである。


図 1.間違った循環タンクの設計

 タンクに流入した異物等がそのまま流出する。


図 2.正しい循環タンクの設計

 流出側には異物が混入しない。沈殿した異物の除去・清掃のためにマンホールを設ける。

【思考演算の説明】
 オーバーフロー部を追加して異物を排除した。